- 投稿日2009-12-01 (火)
- 更新日2009-12-01 (火) 20:53
- サーバー構築関連

新規サーバーが到着致しました。
今回はSASサーバとして使用する為
一般のサーバーとはちょっと仕様が異なります。
その為十分検証してから本番稼動となります。
(左画像は事務所にてセットアップ中の様子です)
ともあれ、早速中を空けてどんな風になってるのかを確認してみました。
とりあえず、フタをとってみるとおおきなファンが4つ!
うち2つはCPU部分に集中して通るように設計されていました。
RAIDカードは背面のPCI-Xでついていました。
今回はRAIDカードとして”Areca”というメーカーの”ARC-1222”
という物を採用させていただきました。
なんとRAIDカードにNICと、CPUがついちゃっています。
しかも800MHzという、結構速い感じのCPUです。
だからRAIDカードにFANがついてるんですね。
恥ずかしながら、驚きました…今じゃ結構普通なんでしょうか。。
もう、RAIDを制御する小さな1チップPCって感じですね。
では、早速SASサーバーとして使用する為RAID6で設定します。
ARC-1222 RAIDセットアップ
ブート時にTabキーでRAIDコントローラー設定用BIOS画面が開きました。ひとまず、RAID SETを構築する為に以下の手順で構成。
途中パスワードを聞かれますが
初期設定では 0000 となっていました。
今回は1TBのHDD8個でRAID6.使用領域6TBとしたいと思います。
Quick Volume/Raid Setup
↓
Total 8 Drives "Raid 6"
↓
Greater Two TB Volume Support "Yes"
↓
Capacity "6TB"
↓
Select Strip Size "64K"
↓
Create Vol/Raid Set "YES"
↓
Initialzation Mode "Foreground"
Greater Two TB Volume Support
今回2TB以上のアレイとなるので64bit LBAとしました。
Noとした場合2TBとして認識されてしまいます。
Select Strip Size
ひとまず64kで動かしてみます。
稼働中でも変更可能だそうです。(もちろん多少危険は伴うと思いますが。)
この設定で実行すればOKです。
これでRAIDの構築が始まるので最適化されるまで待ちです。
今回は全容量8TBなのですが、構築に4時間近くかかりました。
以上でRAID6設定は完了です。
後は再起動なりした後にDebian等、通常通りセットアップをしていくわけですが…
今回はNICやCPUがついているRAIDカードです。
もちろんWeb上から設定ができるようなので早速試してみます。
ARC-1222 Webから設定
ひとまず、DHCPで割り当てられる環境のルーターからのLANケーブルをARC-1222に刺してみて再起動。
再びRAIDのBIOSをTabキーで立ち上げて
どのIPアドレスが割り当てられたかを確認
System Information
IPアドレスを控えたらF10を押してシステムをリブートしたのちに
同一ネットワーク上のパソコンから
ブラウザで接続してみます。
BASIC認証が出ます。パスワードは初期設定で
admin
0000

このようにRAIDシステムの詳細が確認できます。
画像は2番目のポートのHDDを抜いてみた状態。
非常にわかりやすいです。
またBIOSで行える設定はこのWEBブラウザからの設定でもすべて可能でした。
設定を変更する際は必ず「Confirm The Operation」にチェックを入れてからSubmitする必要があります。
Modify Password
まずはパスワードの変更。
さすがに0000のままだと問題があるのでパスワードを設定します。
Ether Net Configurations
IPの設定を変更します。
通常は設定する際は固定IPとする事が多いと思いますので
DHCP Function を Disabledにした後に任意のIPとサブネット、Gateway、ポートを与えます。
Alert By Mail Configuration
エラーが起きた時など、アラートメールの設定です。
SMTPのサーバーとして外部のものを使用しないと送信できないようですので
SMTPサーバーのIPアドレスを入力します。
Sender Nameや Mail Addressは送信者の情報なので適当に設定し
AccountへSMTPのユーザー名、PasswordへSMTPパスワードを入力し、
アラートメールの送信先メールアドレスを入力します。
Event Notification Configurations の項目でどのレベルまでアラートメールを送信するかを設定します。
Generate Test Event
メールアラートの設定をテストするため、テストイベントを作ってみます。
無事アラートメールが送信されてくればOKです。
OB25などで送信できない場合はEther Net ConfigurationsのSNMPを587などへ変更したりします。
障害が起きた時!
RAID6ですので2台のHDDまで壊れてもリビルドできます。試しに1台壊れたHDDを刺し込んでみたところ、
サーバー上で赤いランプが点滅し、どれが壊れたか一目了然でした。
もちろんアラートメールや、Webの設定画面でも確認可能です。
壊れたHDDを引き抜き、正常なHDDを刺し込む事で自動でリビルドが開始されました。

スロット2のHDDが壊れたので、HDDを取り換え、スロット2へ刺し込んだ時の画面。
リビルドの様子も確認可能です。
(ちなみにリビルド完了まで6時間ほどかかりました…)
検証
ひとまず、RAID6という事で1GBほどのファイルをローカル内でコピーしてみたところ
なんとたったの3秒ほどでコピーが完了!すごく速いです。
以上で初期設定は終了しましたが、
障害時の想定も含めていくつかの検証はしていきたいと思います。
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- エーエイチレフ linuxサーバー技術情報 からの記事 RAIDカードARC-1222でRAID6のサーバー構築















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